インプラントを入れた後は必ず定期的な健診・日々のメンテナンスの強化をしましょう。インプラント京都デンタルケアではインプラントでお悩みの方の相談を受けています。
all-on-4(オールオン4)の寿命は、メンテナンス次第です。通常のインプラント治療と同様ですが、クリーニングや噛み合わせの調整、歯肉・歯槽骨の状態確認などが必要になってきます。
インプラントに過度な力がかかったり、プラークが蓄積してインプラントが歯周病になったりするのを防ぐためです。
また、インプラントは全身疾患などの影響も受けますから、糖尿病などの全身疾患を持つ人は、全身の健康管理も大切になります。
オールオン4など、インプラントを長持ちさせるためには、医師の技術やインプラント体の精度も大切なのですが、メンテナンスも大変重要です。
オールオンフォーを維持するには、歯肉の健康とインプラントを支えるだけの歯槽骨が不可欠ですが、歯肉や歯槽骨を守るには、日々のブラッシングと定期的メンテナンスが必要になります。
インプラントは虫歯にはなりませんが、だからと言って歯磨きしなくても良いということにはなりません。人工歯に付着したプラークには、たくさんの細菌が含まれていて、歯肉や歯槽骨を破壊してしまいます。
このプラーク内の細菌による歯肉の炎症・歯槽骨の吸収が、インプラント周囲炎です。進行すると、インプラントの脱落を招きます。
虫歯や歯周病で歯を失っている人は、普段行っているブラッシングの方法に問題があるかもしれません。
歯科医院ではブラッシング指導も行っているので、当たり前のように行っている歯磨きの方法を見直してみることも必要でしょう。
当院では、効果的に歯周病を予防できる超音波歯ブラシを使った歯ブラシ指導も行っています。
「片方で噛む癖がある」「歯ぎしりをしていると指摘されたことがある」「寝ている間に歯を食いしばっているようだ」…という人は、噛み合わせが悪くなる原因を抱えているかもしれません。
噛み合わせが悪くなると、特定のインプラントに過度な負担をかけてしまうので注意が必要です。
歯ぎしりや食いしばりは自覚していない人も少なくありませんが、咀嚼以上に力が強く、一定の歯やインプラントに悪影響を与えてしまいます。インプラントに過度な力がかかると、被せ物だけでなく埋入した人工歯根の損傷にもつながります。
また、片方の歯でばかり噛んでいると、片方の歯だけがすり減って、噛み合わせのバランスが悪くなります。
歯科医院で行うメンテナンスで、噛み合わせのチェックを定期的に行うことは、インプラントを長持ちさせるために、とても大切なことなのです。
歯ぎしりや食いしばりは、治そうと思って簡単に治せるものではありません。そのため、当院ではマウスピースを就寝時に使用してもらっています。
マウスピースを使用することで、噛み合わせが悪くなるのを防ぎ、インプラントへの悪影響を防いで、インプラントの寿命を長くすることが可能です。
喫煙は歯肉の血行を悪くするため、インプラント失敗の原因になります。そのため、インプラント治療前には禁煙が勧められます。
もちろん、インプラント治療の前後だけでなく、インプラントを使い続けるために、禁煙を続けることが大切です。
糖尿病はインプラントのリスクファクターの一つです。重度の糖尿病では免疫機能が低下しているため、インプラント治療はできない場合もあります。
インプラント治療を受けるため、そしてインプラントを長持ちさせるためには、血糖値のコントロールをしっかり行うことが必要になります。
インプラントは15年で9割を超える平均生存率を誇りますし、ブローネマルク教授によって最初にインプラント治療を受けた患者さんは、生存中の40年以上、トラブルなくインプラントを使用していたとされています。
インプラントの寿命は、医師の技術やインプラントの精度なども影響していますから、歯科医院選びを慎重に行うことも必要です。
治療が終わってからは、メンテナンスをしっかり行っていくことが大切です。
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